小松祝事唄(小松市) 編曲:岸 泰二央
1 めでためでたの 若松様よ 枝も栄えて 葉も茂る(アーメデタイメデタイ)
(はやしことば以下同じ)
2 枝も栄えて 葉も茂りゃこそ 人が若松 様という
3 今の館は めでたい館 鶴がご門に巣をかけた
4鶴がご門に なんと言うてかけた 末はご繁盛と言うてかけた
◆ 一般に「祝いめでた」曲に上品なところがあるので規律正しい手拍子を付け唄った方がよい。唄そのものに上品な風格が出ている。また、元唄のはやしことばに「アーオシトケオシトケ」とあるが、このはやしは、輪踊りのとき、踊り子たちが大勢になると前に進まなくなるので、押してけ押してけ、の意味である。この祝事唄には不自然なので「アーメデタイメデタイ」のはやしことばに変えた。(小松市「ふる里の民謡」小松郷土民謡会編第2集より引用)