加賀ばやし(金沢市)        作詞:梅木勝吉 作曲:飯田景応 編曲:麻生武男

1 金沢なまりは行ってらっし ごきみっつあんな

  おゆるっしゅおゆるっしゅアリ そうけそうけでございみす

  あんやとあんたとオ やれこのやれこのせ

  もひとつおまけに やくちゃもないわいね

  にゃーにゃーおいでるきに なーむおてんこ結いにちょっこり行きみした

アリャほんならにゃーにゃーにおゆるしゅ
 

2 金沢名物 加賀 羽二重 たーた品良い

  紅小袖 紅小袖アリャ 花か蝶々か絹の肌

  あんまア見染めるウ やれこのせ

  そこで心は 九谷焼九谷焼

  おじじお茶飲まさんか ほーきあんやとおとともおじまもそくさいき

  アリャなんやてゆうがやへいろくな

3 金沢名所は兼六園素通りするのは 

あいそもないあいそもないアリャ 花のむしろに花見酒

瓢箪枕にやれこのやれこのせー

もひとつおまけに 名所は石川門

たーぼなーんど連れて

行こうか千両のながめ千両の卯辰山

アリャたーたも行くがやほやとこと

◆金沢ことばを歌詞として、創作した唄である。昭和28年に「百万石音頭」「百万石ばやし」とともに金沢の盆踊りに仲間入りした.。